ピークディストリクトへの旅7 ボルダリング in ピークディストリクト

2019年9月30日月曜日

Peak District UK クライミング

ピークディストリクトに来たのだから登らないとね、
ということで、午前中はピークディストリクトへボルダリングに向かった。

今回訪れたのは、シェフィールドから最も近いBurbage North(バーベッジ北)エリアだ。

ちなみにBurbageは、Northエリアの他に、
WestやSouthエリアもあり、とにかく広い。
そして岩ゴロゴロ。

ボルダリングといっても、自分はしばらく登っていなかったので、簡単なラインを登る。
どの課題もけっこうな高さがあるから緊張した。

重い体で必死に岩を登る。
スタンスやフリクションに集中しながら、なんとかトップアウト。
達成感とともに後ろを振り返ると、広く美しい景色に包まれる。

そうだ、岩を登るってこんな気持ちだった。
この瞬間だけは、すべてが肯定されるような気分。
魂が満たされる。

週末なので、クライマーたちが次々と集まり出す。
他にもトレラン、サイクリング、犬との散歩など、この場所を楽しみに来ている人たちで賑わっていた。

早々にパンプしてきたので、こんな地味なスラブ課題にも挑戦。
もちろん楽しい。

クライミングを続けていれば、もっと楽しめただろう。
クライミングを休んでいたことをいつか後悔するだろうと予想していたが、その予想が的中した気分だ。

同時に、クライミングしていなくても、ピークディストリクトに来て本当に良かったとも思った。
『登れないから悔しい』のではなく、またここを訪れて、もっといろんな岩を楽しみたい。
とりあえず帰国したらシューズ買おうと誓った。


午後はシェフィールドに戻り、コミュニティのお祭りへ。

ランチは屋台のインドカレー。
ビリヤニとチキンカレー。容赦なく辛かった。

下の画像は、プレゼントでいただいたポテトチップス、味は"Henderson's relish"。
Henderson's relishとは、シェフィールド名産のウスターソース。
ポテチとっても美味しい。

合気道のデモンストレーションも行われていた。
演者の体格が大きいので投げられたときの音が大きく、なかなかの迫力。


夕飯後、まだ明るかったので散歩に出かけた。
向かったのは、かつて水路として使われていた遊歩道。
昔は、石炭など重い物資を小船に積み、
小船からロープをだして馬にくくりつけ、
川沿いの小径を馬に歩かせて、船の積荷を運搬したらしい。

上の写真は、水車小屋。
シェフィールドでステンレス産業が盛んだった時代、
この水車の動力で砥石を回転させて、刃物を研いでいたようだ。

馴染みのない住宅街も、夕日に照らされているせいか、どこか懐かしい雰囲気。
そんな一日だった。

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