North Wales(ノースウェールズ)とは
ウェールズについて、ほとんど知らなかったので
旅の前に少しおさらいしてみた。
ウェールズは、グレートブリテン島の南西部にある。
イギリスを構成する4つの国の1つだ。
もとは独立国で、いまは連合王国に属している。
イギリス王太子の代々の呼び名である「プリンス・オブ・ウェールズ」は、13世紀にウェールズを制圧したときから引き継がれている。
スレートミュージアムへ
今回訪れたのは、ノースウェールズのリゾート地・ランベリス(Llanberis)周辺。
シェフィールドからは、車で西に3時間ほどの場所だ。
スレートとは、石版のような石で、割っていくとベニヤ板のような形状に加工できる。
この周辺の山々は、かつてスレートの一大産地で、世界中に輸出していた。
現在は閉山されており、採掘で削られた壁に数多くのクライミングルートが開拓されている。
ちなみにウェールズの標識や看板には、ウェールズ語(Welsh)と英語の二ヶ国語が必ず記載されている。
ウェールズの公用語だが、キーボードを適当に叩いた文字のようにしか見えない。
ウェールズ語を理解できる人がどれだけいるのだろう?
と思ったら、ウェールズ人全体の20.5%がウェールズ語を話すことができるらしい(2001年:Wikipedia出典)。
シェフィールドからは、車で西に3時間ほどの場所だ。
向かう途中の景色がとにかく美しい。
見たことのない壮大な景色に、ずっと感嘆していた。
ノースウェールズで最初に向かったのは、スレートミュージアム(National Slate Museum)だ。
この谷を突き抜ける。 |
道路には羊があふれているぞ |
朝焼けに照らされた草原がどこまでも続く |
ノースウェールズで最初に向かったのは、スレートミュージアム(National Slate Museum)だ。
スレートとは、石版のような石で、割っていくとベニヤ板のような形状に加工できる。
この周辺の山々は、かつてスレートの一大産地で、世界中に輸出していた。
現在は閉山されており、採掘で削られた壁に数多くのクライミングルートが開拓されている。
スレートミュージアム。駐車場も、建物の外壁もスレート |
併設カフェで食べたラム&ミントパイ。もちろんうまい |
DWYN Y MYNYDD・・・? |
解読不能 |
ウェールズ語を理解できる人がどれだけいるのだろう?
と思ったら、ウェールズ人全体の20.5%がウェールズ語を話すことができるらしい(2001年:Wikipedia出典)。
スレートの岩場
つづいて向かったのが、スレートの岩場。
コーヘイさんのブログにもあるが、とにかくイチオシスポットらしい。
なぜスレートの岩場がイチオシなのか、いまいちピンときていなかったが、実際に足を踏み入れるとすぐに理解できた。
上の画像は、スレートの山だ。
山全体がスレート、石版で出来ている。
この凄さを言葉で表現しようと試みても、適当な言葉が浮かんでこない。
今まで見たことのない世界だからだ。
この異世界の山から眺める景色もすばらしい。
奥に見える一番高い山がスノードン山 |
スノードン山には登山鉄道が走っていて、蒸気を上げながら走る列車が遠くから見えた。
山肌。積み上げられた雑誌のよう |
スレートの山の姿。画角に収まりきらない。 |
採掘跡の洞窟通路。RPGの世界に迷い込んだようだ |
スレート岩肌の曲線美。なんとなく城ヶ崎の浮山橋エリアにある「ゲルニカ」の岩肌に似ている。 |
画像を拡大すると登っているクライマーたちが2組ほど見える |
廃墟となった作業小屋。もちろんスレートでできている |
作業小屋の内壁 |
削り取られた岩壁に、数多くのクライミングルートが設定されている |
山一面を覆うヘザーの花。こちらではまだ咲いていた。 |
ここでスレートがカットされて、トロッコで麓まで運ばれていたようだ |
この巨大な岩壁も多くのルートが開かれている。 |
途中でランチ。
イギリス飯がなんでも美味いので、せっかくならマズいイギリス飯も味わってみよう、ということで、コーヘイさんおすすめのマズいイギリス飯にトライ。
スーパーなどでよく売られているサンドイッチだ。
食べてみると、雑穀パンはかためでボソボソ。
ボソボソのパンの間にあるのは、脂身などないストイックなパサパサチキン。
そしてスモークで水分が抜けたハム。
めちゃ美味い。
食べごたえがあって、日本のコンビニで売られているふんわりとしたサンドイッチよりも、このボソボソパサパササンドイッチのほうが好みだ。
けっきょく、自分は何を食べても美味いとよろこべるタイプだ。
食べたあと下山開始。
途中、クライマーの姿がちらほら。
画像を拡大すると、真ん中の岩壁を登っているクライマーが見える |
テンショーン |
クライマーの方々 |
スレートの岩場は、とにかく形容しがたい、不思議で壮大な異世界だった。
今回はクライミングしなかったが、最高にすばらしい体験だった。
ただ、次回訪れるときは、スレート壁を登ってみたい。
人生6回分くらいのスレートを見たあと、帰路へ。
途中、スノードン山の麓のボルダーエリアを通り抜けた。
このエリアは、おびただしい数のボルダーや岩壁が、何キロにも渡ってつづいている。
すべての岩の登り切るのに人生3回分くらいかかりそうだ。
すべての岩の登り切るのに人生3回分くらいかかりそうだ。
興奮しすぎて写真を撮りわすれたので、このエリアのクライミング動画を掲載しておく。
城壁の中の街、Conwy(コンウィ)
夕飯を食べるために、コンウィ(Conwy)に寄った。
コンウィは、13世紀に建てられた城壁の中に街がある城郭都市だ。
このブログを書きながら知ったのだが、世界遺産だった。
そして、イギリス飯を代表する食べ物「フィッシュ&チップス」の有名店で、人生初フィッシュ&チップス。
フィッシュ(タラの揚げ物)&チップス(フライドポテト)は、どちらも塩をふりかけただけのシンプルな味付け。
ここにモルトビネガーをかけて食べるのがオーソドックスらしい。
淡白な味付けで、味に変化がない上に、
とってもオイリーで、鬼ボリューム・・・
かなりキツかったが、なんとか完食。
残念ながらフィッシュ&チップスは、今回の旅のイギリス飯で、最も相性が合わなかった食べ物だろう。
ちなみに、コーヘイさんはサラッと平らげていた。
彼は週イチで食べたいらしい。
コンウィは、13世紀に建てられた城壁の中に街がある城郭都市だ。
DIWEDD🚫 |
このブログを書きながら知ったのだが、世界遺産だった。
観光名所「グレートブリテン島で一番小さな家」。狭小アパートみたい。反応に困る |
そして、イギリス飯を代表する食べ物「フィッシュ&チップス」の有名店で、人生初フィッシュ&チップス。
ボリュームおかしい |
ここにモルトビネガーをかけて食べるのがオーソドックスらしい。
淡白な味付けで、味に変化がない上に、
とってもオイリーで、鬼ボリューム・・・
かなりキツかったが、なんとか完食。
残念ながらフィッシュ&チップスは、今回の旅のイギリス飯で、最も相性が合わなかった食べ物だろう。
ちなみに、コーヘイさんはサラッと平らげていた。
彼は週イチで食べたいらしい。
自分は来来世あたりでもう一回食べれれば充分かな。
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