霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル Day1/2

2020年8月4日火曜日

トレイル・登山 ロングトレイル 霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル

 霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルについて

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル」とは、長野県長和町の長門牧場から松本市の美ヶ原高原まで歩く約38kmのトレイルコース。
コースの途中では、蓼科山の麓の女神湖、白樺湖、霧ヶ峰高原・八島湿原、歴史ある街道「中山道」などさまざまなポイントを楽しめる。

また、このトレイルコースは日本ロングトレイル協会の加盟ルートの中で最も距離が短い。
ロングトレイル初心者の自分にとっても最適なコースだ。
今回は一泊二日でゴールを目指す計画を立てた。


霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルまでのアクセス

自宅から佐久平駅まで新幹線で向かい、佐久平駅からスタート地点の長門牧場までバスを乗り継いだ。

まず、佐久平駅の蓼科口にあるバス乗り場で、
9:01に千曲バス「立科町役場前行き」に乗車(¥830)、
9:39に立科町役場前に到着。

つづいて、たてしなスマイル交通の「シラカバ線」を利用して
9:50に立科町役場前で乗車(¥500)、
10:10に長門牧場前バス停に到着。

下車したバス停から長門牧場まで10分ほど歩いて、やっとスタート地点に到着。



霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル:スタート

本日はRegion AとB、合計約19kmのコースを歩く。
コース全体の距離が約38kmなので、ちょうど半分の距離づつ歩く計画だ。

↓こちらが本日のトレイルコースまとめ


Region A 長門牧場〜大門峠(9.8km)

10:30に長門牧場をスタート。
牧場は家族連れで賑わっていた。
霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル スタート地点の長門牧場

最初のセクションは、長門牧場から大門峠までの森林浴ハイク。
あいにく、長門牧場から女神湖までの通常コースは2020年度末まで工事とのことで、長野県道40号諏訪白樺湖小諸線の迂回ルートを進む。
この迂回ルートはすべてアスファルトだったが、通り過ぎる自動車から手を振ってくれる子供もいて、これはこれで良い思い出になった。

女神湖を過ぎると、心地よい森林のトレイルが続く。
霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 女神湖
↑女神湖の湖畔でギターを演奏している人がいた。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 女神湖から大門峠
気持ちのよい林の中を進む。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 女神湖から大門峠

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 女神湖から大門峠の森の中

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 女神湖から大門峠の森の中
↑途中ポイントの用水路

コースの途中にある標識に従って進んでいくと、いつのまにか「美しの池」に到着。
どうやら途中でサブコースに入ってしまったようだ。
霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 美しの池

ここから第1セクション終了点の大門峠まで、アスファルトの峠道をひたすら登り進んで通常コースに戻った。


Region B 大門峠〜霧ヶ峰・八島湿原(8.6km)

大門峠からはじまる第2セクションは高原を歩き進むコースだ。
すばらしい高原の景色を楽しめるが、急登が連続するため全体の中でもっともハードなコースでもある。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道
いきなり急登。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道
一気に高原の雰囲気の中へ。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道
↑右奥に見える車山へ進んでいく。左に見えるのがビーナスライン。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道からみた白樺湖
↑振り返ると眼下に白樺湖が見える。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道
また急登。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道の急登
さらに急登・・・

車山高原展望リフトを横目に登り進んでいく。
ところどころで高原の草花をみて息を整える。


↑何度か鹿と出会う。

車山から八島湿原への道を進んでいくと、幻想的な高原の景色が広がる。
すでに夕方だったためほとんど人がいない。
静かな高原の中を一人歩いていく。
霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 車山山頂周辺

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 車山から八島湿原を見下ろした風景

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 車山から八島湿原を見下ろした風景

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 車山から八島湿原を見下ろした風景

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 車山から八島湿原を見下ろした風景
ついに第2セクション終了地点の八島湿原へ。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 八島湿原の風景

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 八島湿原の風景

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 八島湿原の風景

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 八島湿原の風景

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 八島湿原の風景
夕日に照らされた静かな湿原をしばらく眺めてから、本日の目的地・八島湿原駐車場に到着。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル 大門峠から霧ヶ峰・八島湿原へ向かう道 八島ビジターセンターあざみ館・八島湿原駐車場の風景


霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル:テント泊

さて、今回のトレイルで悩んだのが宿泊のポイント。
テント泊したかったが、トレイルコース上にテントを設営できる場所がなかった。

事前に調べたところ、テントを設営できる場所はないが、八島湿原駐車場は車中泊でよく利用されているらしい。この日も車中泊らしき車が数台とまっていた。
24時間使える有料トイレや飲料自販機もあるので、たしかに車中泊に便利なスポットだ。
ということで、自分も八島湿原駐車場で車抜きの車中泊(つまり野宿)させていただいた。


1日目まとめ

GPSログを確認したところ、この日は23kmほど歩いたようだ。
第2セクションの急登の繰り返しが予想以上につらかった。

第1セクションの静かな森林の道、
第2セクションの夕暮れの高原の道、
どれもすばらしい景色だった。


⇒Day2へ続く・・・

このブログを検索

QooQ