ずっと食べてみたかったイギリスの代表的料理、
イングリッシュ・ブレックファスト(フル・ブレックファスト)を食べるためだ。
教えてもらったオススメ店、"Made by Jonty"へ。
日曜の朝ということで、近所の人たちが次々と入ってきて、すぐに待ち状態に。
噂どおり人気店のようだ。
そしてついに運ばれてきたイングリッシュ・ブレックファスト。
すごいボリューム。そして、どれも見た目の予想を上回る美味しさ!
食後は、シェフィールド植物園(Sheffield Botanical Gardens)を散策。
広い公園の中に、たくさんの種類の花や植物が植えられており、きれいに整備されている。
UKの博物館・美術館は多くが無料で楽しめるようで、こちらの植物園も無料。
さまざまな人が思い思いに楽しんでいて、良い雰囲気だった。
リス(大きめ)が多い |
さらに街中を散策していると、人工ボルダーを発見。
とりあえず登ってしまうよね。
そしてコーヘイさんたちと合流するため、
昨日から開催されているコミュニティのお祭りに向かった。
いくつもの屋台が立ち並び、さまざまな美味しそうな食べ物が売られていた。
コーヘイさんを見つけ近づいていく。
隣には、穏やかそうな白人男性がいた。
『Masaki, this is Ben.』と紹介してくれる。
こちらも自己紹介して握手。
そしてコーヘイさんから『You know him?』と聞かれ、
すぐにBenさんが誰なのか理解した。
自分が知っているイギリス人のBenさんは一人しかいない。
Ben Moonさんだ!
Ben Moonさんを知っているクライマーは多いのではないだろうか。
彼が世界的に有名なのには、3つの理由がある。
1つ目の理由は、クライミングに多大な影響を与えたレジェンドだからだ。
Wikipediaを引用すると、"1980年代後半から1990年代初頭にかけて、ムーンはクライミングパートナーであるジェリーモファットと共に、英国および国際的なスポーツクライミングのレベルを前進させました。"
「雪山大好きっ娘。+」のコチラの記事で、Benさんについての説明を読むことができる。
また、下の動画では、過去の映像・解説とともに、美しいピークディストリクトの中で登る姿を観ることができる。
Benさんが有名な2つ目の理由は、彼のクライミングギア・アパレルブランド「MOON」による知名度だ。
オシャレなウェアに加え、クラッシュパッドなどを見たことがある人も多いと思う。
※参考:エッジアンドソファー公式通販:MOON
3つ目の理由は、Moon Boardのシステムを発明し、普及したことによるものだ。
ムーンボードについての詳しい説明は、こちらの記事がわかりやすい。
というわけで、挨拶した方がBen Moonさんというビッグサプライズ。
しかも、これからBenさんの車で、Benさんのジムに登りに行くというので、同行させていただいた。
Benさんのジムは一般的な商業ジムではなく、会員制のシンプルなトレーニングジム。
中にはMoon Board、ホールド壁、バーベルなどのトレーニング器具のみ。
左の壁で登っているのがMoon氏 |
すぐにパンプしたので、あとはコーヘイさんの登りを応援。
帰国したらMoon Boardでトレーニングして強くなろう。
そんなわけで、Benさんに出会い、彼のジムに連れて行ってもらい、Moon Boardを登るという、人生で最もBenさんな一日だった。
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