ピークディストリクトへの旅1 計画

2019年9月15日日曜日

Peak District UK

おひさしぶりです。
ダイバーノーツです。

生きてます。

2019年9月11日~9月17日まで
イギリスのシェフィールドに滞在しながら
UKクライミングの代表的エリア、ピークディストリクト国立公園などを訪問。

今回のシリーズはUKへの旅の記録。

現在の生活とクライミング

現在はクライミングからはすっかり遠ざかってしまった。
仕事など生活環境の変化で岩にいく機会が減り、
ジムに行く機会が減り、
登るモチベーションが薄れてしまった。

また岩を登りたい、
岩に張り付いているときの興奮と喜びを取り戻したい、
と思いつつも、復帰できないままだ。

きっかけ

クライミングから離れた生活を送っているのに
ピークディストリクトに行こうと思った理由が2つある。

1つめの理由は、自分が最も憧れたクライミングエリアだからだ。
ピークディストリクトとは、ロンドンから電車で3~4時間ほど北上した場所に位置する、広大な国立公園。

面積は1,437 km²で、琵琶湖2つ分の面積よりも広い。

イギリスで最初にできた国立公園で、
日本ではあまり有名でないかもしれないが
イギリスでは人気の観光地のようだ。



その広大なエリアには、グリッドストーンと呼ばれる灰色の岩が無数に立ち並んでいる。


グリッドストーンは、花崗岩に似てザラザラしているが
花崗岩よりも岩の粒が小さく、所々に「ペッブル」と呼ばれる小石が埋まっている。



パーミングでフリクションを効かせたり、
指先でペッブルを全力で保持するのが
グリッドストーンの特徴的なクライミングスタイルだ。

映像で観るとわかりやすいと思う。
クライミングフィルム『Life On Hold』に、
ピークディストリクトの課題が多く収録されている。

Life On Hold - Trailer 2 from Outcrop Films on Vimeo.

壮大で美しい景色、
スリリングなハイボール、
線を引いたようなクラック。
自分もいつかこの岩を登ってみたいと感じていた。

クライミングをしていない現在でも、
この場所を訪れて、
登らなくても岩に触り、
広大な景色を望んでみたいと思った。


そして、2つめの理由は、コーヘイさんが滞在していること。
コーヘイさんは、このブログに何度も登場しているクライミング仲間。
ハイボールから地味な小岩まで、様々な岩を一緒に登った。

コーヘイさんもUKクライミング、そしてピークディストリクトをとても好んでいて、
ついにはピークディストリクト近郊の街・シェフィールドへの赴任を実現した。
その実現する力と行動力が凄い。

コーヘイさんのブログからUKクライミングを楽しんでいるのが伝わってくる。
彼がシェフィールドに赴任している間に、
自分もピークディストリクトに訪れてみたかった。

そうでなければ、このまま一生ピークディストリクトに訪れない予感がした。
まさに、"Now or never"だと思い、行動に移した。

準備

まず、旅の時期を9月に決めた。
9月頃がピークディストリクトのベストシーズンだと、
コーヘイさんから聞いていたからだ。
8月は夏で暑く、10月になれば寒くなることが多いらしい。


次に、日程を確保した。
主に必要なのは仕事のスケジュール調整と
フライト予約だ。

自分はフリーランスなので、働く場所や時間を比較的自由に選べる。
そのため企業に就職している人より、日程を確保しやすい。

仕事の契約先に旅の事情を説明して、無事に日程を確保できた。


フライト予約は、Googleフライトが便利だった。
これを使うと、航空券が安い路線と時期を調べられるので
とても参考になった。


あとは旅行に必要な小物、お土産などを準備。
そして、あまり現実味がないまま出発日の9月9日を迎えた。

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