小川山ボルダー巡り5(クマ編)

2013年8月14日水曜日

■ 小川山 クライミング

今回もひとりで小川山へ。
廻り目平キャンプ場に到着すると家族連れキャンパーたちのテントでいっぱい。
小川山も暑いけど、下界よりはやはり涼しい。

今回もさっそくターゲットの岩に行くため30~40分ほど歩いて
林の中のひと気のない場所で立ち止まって一息つく。
すると、涸れ沢の反対側でヤブを歩くような音がしたので
「どこかの岩峰にいくクライマーでもいるのか。」と思って
よく目を凝らしてみると…

・・・

林の中で黒い毛皮が動いてる!

大きさは、あきらかにタヌキや犬より大きい。
黒い毛皮で大きな動物といえば…
やはりクマしかいない。

クマ鈴をつけて歩いていたから出てこなかったようだが
一息ついてクマ鈴の音がしなくなったから動いたのか…

あわててクマ鈴とスマホの音楽プレーヤーを鳴らしつづけた。

ここにいるのは自分ひとりのみで
この場所を通るクライマーはとてもに稀。
ケータイの電波は圏外。
どうしてもクマと対面したくない状況だ。

その場で5分ほどクマ鈴を鳴らしつづけても
クマが見えた周辺でまったく反応がないので
おそるおそる来た道を引き返す。

キャンプ場付近に戻るまで緊張したが
人を見るととても安心感が湧いてきた。

その後、いわろくさんとりかるとさんと合流して
八幡沢でリードを見学。
陽射しが当たって熱そうなスラブ
しばらくしてからヴィクターでいろんな課題をトライするものの全然ダメ。
シャークにトライするもあいかわらずダメダメ。
そんな感じでこの日は終了した。

成果はなかったけど無事に帰れたのがなにより。
クマにとってもヒトと会うのは迷惑なことだろう。
こちらもクマに遭遇しないよう、あらためて対策を考えないとな。

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