瑞牆『KUMITE』、完登

2013年5月5日日曜日

■瑞牆 クライミング

GWハイボール計画の第2回目は瑞牆の『KUMITE』(組手)、二段へ。
石くんと一緒に瑞牆に入って、さっそくKUMITEへ向かう。

あいかわらずの迫力のKUMITE岩

しばらくしてFくん、小DK、チクタクさん(絶好調)も合流。


半年前にKUMITEに挑戦し始めて今回が2回目。
何回かトライするとすぐに前半のムーブはつながった。

前よりも強くなっている実感があったし、
前は恐怖心でムーブを作るのも精一杯だったのが、
今は集中力と完登欲のほうが強い。

フリクションが良くすぐに指皮が削れるので30分ほどレスト。

その間にFくんたちがストーンバランスをはじめた。
これはかなり楽しそう。

小DK作
Fくん作
そんなこんなでトライを始めるが、1登目は緊張のせいか手順を間違えた。

つづいて2登目。
1登目より落ち着いて集中できたのでスムーズにムーブがつながった。

そして初めて上部のフレークをキャッチ。
ここからは触ったことがない未知の世界。
下地が悪いから、もう落ちれないし後戻りできない(ような気がする)。


気がついたら指先の感覚がない。
末端冷え性なので、冷たい岩を登るとすぐに指先の感覚がなくなる。
オマケにカチを握り込んで、指先が岩の形状を感じない。

ヤバイヤバイ。
必死にレストをはじめる。
握っている感覚のない指先でレストするのはコワイ。
スタンスもこのままじゃスリップするかも、と思って少しづつ探す。

必死にレストしていると、なんとなくいいポイントを感じて
チャンスと思って一気に右足を上げた。

あいかわらず指先の感覚は少ないけど左足のスタンスも決めて
それからゴニョゴニョしてたら、目の前にゴールとなる木の根があったから掴んだ。

「あ、この木の根、やっぱり頑丈だ。」と意味不明な実感があった。

恥ずかしながら、この木の根をつかんでトップアウトする姿を何度も想像していたから
ホントに自分がこの木の根の中を歩いているのが嘘みたいだ。

自分がついにKUMITEを登れたのか…的な。



その後、みんなの祝福を受けたあと高野聖へ。



あいかわらず素晴らしい。カッコイイ。
高野聖は左手スタートホールドが欠けてかなり悪くなった様子。
Fくん、石くん、小DKはなんか登れそうな予感。

つづいて美しき日の周辺へ。
普通の日(初段)にトライするも左膝が痛くなって登れず(涙
コールドスリープ(1Q)にトライするも右手首・肘が痛くなって登れず(涙涙
この課題カラいッス…

午後はけっきょくグダグダになりました。サーセン。
あと時々ニヤニヤしてキモかったと思います。サーセンサーセン。


帰りにみんなでウマいラーメン食べて帰宅。
さっそく動画を確認しながら思い返すと
最終部での左足を上げた時のスタンスが強烈に印象に残ってる。
あの瞬間、本当に楽しい時間だったな。

もっといろんな場所で、いろんな岩であんな瞬間を味わいたい。
そのためにも、もっと強くなりたい。

朝、家を出発する時に「ケガなく無事に帰ってこれるかな。」と不安だったから
とにかく無事にケガなく帰宅できてよかった。

やっぱりハイボールは楽しいなぁ。

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