瑞牆 先住岩の『望』

2015年11月14日土曜日

■瑞牆 クライミング

先日、寿老岩を登ったあとに見かけた先住岩の『望』初段が気になって行ってみた。

先住岩の「望」

『望』は「先住者」のとなりにあるハイボール。

トポには
「もはやルートという高さ。難しいムーブはなく、メンタルな課題」
と、書いてある。

高さがあり、木が生えているから下地が悪く落ちたくない課題。
まずはロープを垂らし苔と落葉の掃除。
いつもながら全身泥と埃にまみれになりながらホールドを掘り出して1日目は終了。
この課題が前回登られたのはいつだろう。


2日目からムーブを探る。
全体的にイマイチしっくりこないけど、他にムーブもわからない。
結晶の目が粗く指皮が削れ、疲れも残ってたので早めに切り上げた。


3日目はササッと掃除と確認、ひと休みしてさっそくトライ…
と思ったらそのまま寝落ちてしまった。
もう一度ウォームアップしてあらためてトライ。

スタート部はムーブを確認してなかったけど、
落ちても木枝がクッションになりそうだったから思いきって登った。


毎回一人でハイボールに行くのはリスキーだと思うけど、
登れた時は一人で来て良かったと思う。
仲間と登れた時もすごく嬉しいけど、一人で登るとまた別の嬉しさがある。

こういう課題をグランドアップでトライできればもっとすばらしいと思う。
ロープを垂らして掃除が必要だとしても、
形状を見るにとどめてトライできたらいいのかもしれない。

リスクを除いてムーブやホールドを確実にするほど、その分の冒険も失われてしまう。
より冒険的で、より良いクライミングを目指して
もっと成長していきたい。

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