この日はまず午前中に男子準決勝
前日のフラッシュ形式予選とは違い、
この日はオンサイト形式。
選手たちの集中と緊張も、前日とままったく違う。
その緊張が伝わってきて、なぜかビレイも緊張した。
男子準決勝では、決勝へ進む8名の選手が選ばれた。
長野からはDKが見事決勝へ進出。
午後は、まず女子決勝が行われた。
女子決勝の一人目は、長野の宮崎さん。
ぐんぐんと高度を上げて、見事なクライミングをみせてくれた。
女子の優勝者は、野口選手。
最終部は圧倒的な強さで、会場が熱くなった。
女子決勝ルート |
つづいて男子決勝。
こちらは水色の140度壁で黒く丸いホールドから
マムートのハリボテへランジする。
ランジからのムーブもかなり選手たちを悩ましていた。
男子優勝者は、松島選手。
男子決勝ルート |
印象に残ったのは、出番を待つ選手たち。
控え室で、一つ一つ出番が近づいてきて、
MCと観客の声を聞きながら、
他の選手と談笑したり、目を閉じて集中したり
シューズをはいて、チョークアップする。
そして、惜しくもフォールして、
ただただ呆然とする選手
悔しくて泣き崩れる選手
全身全霊で勝負しているんだなと感じた。
こんな選手たちの姿も、ビレイスタッフでなければ見れないと思う。
今回のビレイスタッフとして参加できたのは、本当にいい経験だった。
こんなチャンスに巡り会えたことに感謝です。
■日本選手権2011 女子決勝ダイジェスト動画
http://vimeo.com/31006533
皆さんおつかれさまでした |
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