霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル2日目スタート
本日歩くのは、
- Region C 八島湿原・鷲ヶ峰〜和田峠古峠(3.8km)
- Region D 和田峠古峠〜扉峠(5.5km)
- Region E 扉峠〜ゴールの美ヶ原高原(4.7km)
以上の3つのセクション、合計14kmを歩く計画だ。
Region C 八島湿原・鷲ヶ峰〜和田峠古峠(3.8km)
二日目は八島湿原駐車場の目の前の鷲ヶ峰を登るところからスタート。
上の画像は、一日目の夕方に八島湿原駐車場から撮影した鷲ヶ峰。
良い雰囲気のトレイルを期待したが、二日目の朝に登った時は濃霧だった。
カラフルなコケたち |
日が昇っていくと共に霧が晴れて、良い雰囲気のトレイルに入る。
朝イチの鷲ヶ峰の登りは疲れたが、全体的には快適なトレイルだった。
Region D 和田峠古峠〜扉峠(5.5km)
このセクションは和田峠農の駅からスタート。和田峠農の駅に飲料自動販売機が設置されている。
アスファルトの道を進んで、中山道入口の標識から峠道に入る。
和田峠古峠まで続く道は、よく整備されていて快適。
しばらく林の中を上り進んでいくと三峰山周辺の高原地帯に入る。
圧倒的な風景に何度も足が止まり、景色を見渡す。
三峰山は、大展望台 三峰茶屋の駐車場に車を止めて、手軽にトレッキングできる。家族連れで訪れても楽しそう。
Region E 扉峠〜美ヶ原高原(4.7km)
このセクションは扉峠の茶屋(トイレ利用可)から始まる。しばらくアスファルトの道を進み、茶臼山登山道入口の標識からトレイルに入る。
この扉峠から茶臼山までの急登がキツかった……
ここまでの疲れがたまっていて、すぐに息が上がり足が何度も止まってしまった。
少しでも体力を回復しようと行動食をとり、何度も休みながら進む。
振り返ると、ここまで進んできた山々が連なっている。上の画像の真ん中より少し左、奥に見える雲におおわれた山が、昨日の夕方歩いていた車山だ。
ついに美ヶ原に到着
牧場の出入り口のゲートに到着すると、大きな牛がスタックして通れない。
美ヶ原手前の茶臼山にやっと到着。
ここからゴールの美ヶ原までもうひと歩き。ついに美ヶ原に到着
牧場の出入り口のゲートに到着すると、大きな牛がスタックして通れない。
どうしようか悩んでるうちに、なぜか他の牛達も集まってきた。
きっとこのトレイルのゴールを祝福するために集まってきてくれたに違いない(絶対違う)。
ゲートから出られず、観光客の人たちにも変な目で見られながら、牛がどいてくれるのを10分ほど待ってなんとか通過できた。
ゴールの場所を間違えて、右往左往をして無駄に2~3kmほど歩いてしまった…
ついに山本小屋ふる里館前のゴールに到着。
この日は観光客がとても多く、賑わっていた。
お祝いに昼食とソフトクリームを食べ、バスの時間までしばらく雰囲気を楽しんだ。
帰りのアクセス:美ヶ原から松本駅まで
さて、霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルのあとに重要なのが、帰りのアクセス方法だ。
バスを使って松本駅まで帰る場合、美ヶ原自然保護センターから出発する夏季限定の美ヶ原高原直行バスに乗ることができる(¥1,000)。
発車時刻は11:15と16:30の、1日2便が運行されている。
ただ、このバスに乗るには、トレイルゴールの山本小屋ふる里館から、バスのりばの美ヶ原自然保護センターまで4.8kmも歩かなければならない(白目)。
ゴールした後の体には、この道がとても遠く感じた。
ひたすら無心で歩き続けました。
家に帰るまでロングトレイルです……
ちなみにゴールの山本小屋から松本駅まで無料バスが運行されている。
ただし、11:15が最終便で、乗車時間は1時間45分と長い。
美ヶ原からどのように帰るか、事前にしっかりと計画しておくことをおすすめします。
霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルまとめ
霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルは、様々な雰囲気の景色の中を歩ける素晴らしいロングトレイルだった。
森の中の落ち着いた雰囲気や、静かな高原など、思わず足を止めてしばらく眺めてしまう景色がたくさんあった。
これらの景色を歩いて体験できたことは、本当に良かったと思う。
また、自分のようなロングトレイルビギナーにも最適なコースだった。
早ければ一泊二日、ゆっくり歩くならば二泊三日で踏破できる。
八島ビジターセンターや和田峠農の駅などで飲み物も手に入る。
テント泊をどう解決するかが問題だが。
まとめると、このコースを選んで実際に歩いてとても満足している。
そして、さらに他のロングトレイルも歩いてみたいと思った。
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