初めての不動沢へ

2014年8月16日土曜日

■瑞牆 ■不動沢 クライミング クラック

ソノさんのお誘いで、初めての不動沢へ。
目的のルートは不動岩正面エリアの「牛乳びんクラック」

メンバーはソノさん、おのちん、そして牛乳びんクラック初登者のひとり、M山さん。

雲を刺すような瑞牆山

駐車場に到着して、さっそく不動岩へ出発。

屏風岩
国内屈指のハードクラックルート「画竜点睛」

途中、いろんな岩を紹介してもらいながら、ゆっくり進んでいく。
千両岩も迫力があってカッコ良かった。

トライアングルフェイス。目が合っただけで泣きそう

およそ1時間ほどで不動岩に到着。
しかし入口の「ヘル・スラブ」を見てみると…

ビショビショのヘル・スラブ。区切り方を間違えると大変なことに

前日の雨で岩全体がビショ濡れ…
登れそうなコンディションではない。

ついでに不動滝を見学

しょうがないので、乾きの早い前絵星岩へ移動することに。

アプローチの途中、M山さんから牛乳びんクラック初登時(1982年)の様々なエピソードを教えてもらった。
当時はまだカムがなく、ヘキセンのみで登ったそうです。

短い言葉でも一言ごとに驚きと重みがあり、
あらためて開拓者、初登者たちの情熱と勇気に畏敬の念を感じた。

前絵星岩に到着して、さっそく登攀開始。

アプローチから見える前絵星岩

前絵星岩のふもと

おのちんはハイドを見事オンサイト。
僕はジキルで半泣きになった。

さらに登って晩秋荒野へ。

真夏の太陽を登るM山さん

ソノさんは晩秋荒野をトップアウトしたときに思わず吠えてた。
僕は半泣きを通りこして嗚咽を上げながらトップアウト。

隣ではおのちん、M山さんは真夏の太陽を真剣に登ってた。


隣に見える絵星岩

ここから1回懸垂下降をしてから、歩いて取り付き点まで戻り終了。

初ての不動沢は、アプローチの長さや疲れを忘れさせるくらい
静かで気持ちよくてカッコイイ場所だった。

いろんなクラッククライミングを経験して
あらためて牛乳びんクラックに挑戦したい。

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