雨のカヤの平高原トレッキング

2014年6月23日月曜日

トレイル・登山

指を痛めてクライミングお休み中。
なんとなくトレッキングに出かけてみた。

予報はバッチリ雨だけど、
以前より雨の森の中を歩いてみたいと思ってたから
逆に絶好のタイミングとなった。

向かったのは木島平村にある『カヤの平高原』。
ブナの原生林が美しい森です。
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/hike/kayanoda.htm

ネマガリダケ採りの人たちの車を多数通り過ぎて案内所到着。
雨が降り続く中、ポンチョを羽織ってスタート。
ロッヂ前の案内マップ

期待どおりの濡れた森。

朽ちた樹も風格がある。


平坦な道をゆっくり進んでいくと北ドブ湿原に出た。

湿原らしい木道を歩く。

個性ある湿原の草たち


湿原を眺め終えてさらに進み、八剣山歩道に入る。

シダの道

ブナの原生林なので、何度も木々の太さと高さに驚かされる。
どのブナも空高く葉を打ち上げている。

このデカくて風格の木々を見て、何か遠い記憶がよみがえる。

ああ、コイツだ。
どしーん
子供のころ読んだ恐竜大百科にのってた最大級草食恐竜的な…
ブナの幹が、まるでこの恐竜の脚や首のようだ。

そんなことを考えながら、雨がしとしと降り続く森の中を歩きつづける。
ずっと聞こえる葉っぱにあたる雨音と、その中で響き渡る熊鈴の金属音。
紅葉もさぞ美しかろー

佇む枯れ木も存在感。

八剣山歩道を歩き終えて車道に出たものの、
ドブ平歩道の入口がわからず右往左往して、
結局アスファルトの坂をひたすら歩く。

体力も気持ちもヨレてきたところで、
南ドブ湿原入口の看板をみつけ、南ドブ新道から案内所まで歩く。

濡れて色濃くなる草花。

道端に銀竜草ミッケ!


ゴールの駐車場に到着する頃に雨が止んだ。
こんな雨の日に歩く人はいなかったようで、
終始ひとりで雨の森で贅沢な時間を過ごせた。

ここは秋も紅葉がきっと素晴らしいだろう。
また来よう。

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