なんとなくトレッキングに出かけてみた。
予報はバッチリ雨だけど、
以前より雨の森の中を歩いてみたいと思ってたから
逆に絶好のタイミングとなった。
向かったのは木島平村にある『カヤの平高原』。
ブナの原生林が美しい森です。
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/hike/kayanoda.htm
ネマガリダケ採りの人たちの車を多数通り過ぎて案内所到着。
雨が降り続く中、ポンチョを羽織ってスタート。
ロッヂ前の案内マップ |
期待どおりの濡れた森。
朽ちた樹も風格がある。
平坦な道をゆっくり進んでいくと北ドブ湿原に出た。
湿原らしい木道を歩く。
個性ある湿原の草たち
湿原を眺め終えてさらに進み、八剣山歩道に入る。
シダの道 |
ブナの原生林なので、何度も木々の太さと高さに驚かされる。
どのブナも空高く葉を打ち上げている。
このデカくて風格の木々を見て、何か遠い記憶がよみがえる。
ああ、コイツだ。
どしーん |
ブナの幹が、まるでこの恐竜の脚や首のようだ。
そんなことを考えながら、雨がしとしと降り続く森の中を歩きつづける。
ずっと聞こえる葉っぱにあたる雨音と、その中で響き渡る熊鈴の金属音。
紅葉もさぞ美しかろー |
佇む枯れ木も存在感。
八剣山歩道を歩き終えて車道に出たものの、
ドブ平歩道の入口がわからず右往左往して、
結局アスファルトの坂をひたすら歩く。
体力も気持ちもヨレてきたところで、
南ドブ湿原入口の看板をみつけ、南ドブ新道から案内所まで歩く。
濡れて色濃くなる草花。
道端に銀竜草ミッケ!
ゴールの駐車場に到着する頃に雨が止んだ。
こんな雨の日に歩く人はいなかったようで、
終始ひとりで雨の森で贅沢な時間を過ごせた。
ここは秋も紅葉がきっと素晴らしいだろう。
また来よう。
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